旅 × 雑貨 × 散歩

世界にあふれる かわいいもの すてきな景色を追っかけて ゆるゆる 地球 ひとり旅。       2012年12月。帰国しました。今は日本にいます。
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2012/07/28

イブラヒムさんのピースハウス。@エルサレム

2012年5月23日


エルサレム旧市街近くのオリーブ山に
イブラヒムさんという平和活動家のおじいちゃんが住んでいる。


ピースハウスは イブラヒムさんが、訪れる人のために
寄付制で解放している 彼のおうち。
誰でも自由に出入りできて、設備もキッチンに洗濯機、wifiまである。
そして毎日イブラヒムさんが、ここで過ごす人のために
たっくさんのごはんを用意して待ってくれている。



「WELCOME!EAT!」がくちぐせの とにかく明るくて元気な
かわいいじいちゃんだよと聞いていて、
イスラエルに行ったらイブラヒムさんに会いに行こうと、
そしてあわよくば いろいろ話も聞いたりできればいいなと
ピースハウスを訪れたのでした。



イブラヒムさん (2)



でも、私が行ったとき、想像してた元気なイブラヒムさんの姿はなかった。



ゆっくり話ができたある日。
イブラヒムさん。
泣いていたよ。



たまたま私の訪問が ちょうどどん底のタイミングにあたったのでしょう。
長い間 イスラエル側ともめていた、裁判の判決が ついに出たそうだ。
イスラエル側にとって イブラヒムさんの存在が都合がいいはずはない。
ピースハウスは 寄付制でまかなっている彼のお家なのだけど、
「寄付制とは行っても収入を得ているのだから 宿とみなされる。
 いままで無免許無納税で営業してきた間の罰金を払え」と、
イスラエル側が 通告してきたのは ずいぶん前のことだそう。


それから長いこと裁判をしていたのだけど、ついに数日前判決がでて、
直ちに翌月からけっこうな額を毎月、向こう数年払わなければいけなくなったのだそうだ。
それが無理なら刑務所だと。


イブラヒムさん、体調もあまりよくないみたい。
ちょっと前に倒れたこともあったらしく、
状況をきく限り、脳梗塞か何かっぽかった。



今まで何十年 自腹で資金をまかないながら ピースハウスを続けてきたけれど、
こんな額の罰金を毎月払わなくてはならなくなったら ついにもう終わりかもしれないと。
そして この体調で刑務所に入ったら、私ももう死んでしまうかも、って。




今まで何十年 自腹で資金まかなって ピースハウス


え?
だって ここは寄付制とはいっても
維持するのに コレコレこのように たくさんお金がかかっているから、
同等の宿に泊まるのと同じくらいの額を入れましょう という説明書きが
ちゃんとしてあるのだ。



イブラヒムさん (3)



でも実際、お金を入れて行く人は ほぼゼロだそう。
ちょっと愕然とした。


もちろん世の中にお寺とか教会とか、
タダでごはん、寝床にありつける場所はある。
でもここはそーゆうんではないことは、家の中みたら一目瞭然だし。
こんなに必要なものを揃えて あったかいごはんも用意して、
ウェルカム!ってあたたかく迎えてもらったうえで あの張り紙みて
わずかでもいーやん? 小銭でもいーから入れようとか 思わないかな。



それって… 言葉に詰まる。
もう嫌になったりはしないの? いつも 与えてばかりだなんて。



でも、ここをやめようと思ったことは一度もないと言っていた。
訪れる人みんなを 分け隔てなくあたたかく迎えるのが 私のすることなんだ と。




うーん…
どれだけ考えても 私に同じことはできそうにない。
なのにどうして こんなことを為している人が、こんなに苦しまなくちゃならないのか。



イブラヒムさん



たまたまこんなタイミングに出くわしただけで、
今はもういつもの元気を取り戻して、はっはっはーって笑ってるかもしれない。
でも私は、あの時のすっかり弱って涙してたじーちゃんの姿を忘れない。
愛をもって 与える人が、バカをみるなんて結果は 見たくない。



もちろんイブラヒムさんは、自分がもてなした人たちから
お金をもらおうとか、何か見返りをなんて、 これっぽっちも思っちゃいない。

少しでもいいから入れようよー とかピーピー言いたくなるのがすでに私の浅さ。
彼の意識は、そんなのをとうに越えた、もっと上の別次元にあるんだろう。



でも… うーん。 もやもや…
また私の頭は いっぱいになる。




でも、イブラヒムさんに会えて たくさんの話を聞かせてもらう機械に恵まれて
本当によかった。
今、どうしてるんだろう。 元気で笑顔でいますように。
月並みあさはかだけど、そんな願いしかでてこないや。








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2012/07/26

パレスチナ自治区へゆく。 @ベツレヘム

2012年5月23日


パレスチナ自治区のベツレヘムに行ってみました。



ベツレヘム (3)



イエス様が生まれたという 生誕教会とか あるところ。



ここにきた途端 一気に、かけられる合言葉が
「Welcome to Palestine!!」に変わりました。
エルサレム旧市街では、ぜったいになかったこと。




ベツレヘム。
イスラエルとパレスチナとの 分離壁で 有名なところです。




ベツレヘム (4)


グラフィックアーティスト、バンクシーの有名な壁画(↑)。
っていっても ここに来るまで、バンクシーとか知らなかった。


ベツレヘム (5)


これももひとつ、バンクシーの有名な作品(↑)。
他にもイスラエル内いろんなところに、バンクシーの絵があるらしいです。




ベツレヘム (6)



分離壁は 空に向かってそそりたち、
なんだか 途方もなく高くみえた。



ベツレヘム (7)


ベツレヘム (8)


ベツレヘム (9)



いつまで続くのだろうか。
この壁は。



ベルリンの壁みたいに いつかは、
そんな壁もあったねと 過去になる日が来るのかな。


今や お土産ショップで「ベルリンの壁のかけら入りポストカード」
なんて売ってる ベルリンみたいに、
いつかはこの壁も 壊され 粉砕されて、
思い出にかわれる日が 来るんだろうか。
いつか。




ベツレヘム (10)


ベツレヘム



パレスチナ自治区に行く際は チェックポイントがあって
そこを通らないといけないと聞いていたのだけど、
実際目にするまで そのチェックポイントというのがどんなのか、
いまいち実感がわかなかった。



行ってみると なるほどそれは
例えるなら 空港の 手荷物だのー入国審査だのー の あのゲートが、
イスラエルと パレスチナ自治区の境界線に置かれていて
毎回通らねばいけないかんじ。
こんなめんどくさく時間のかかるものを 毎回通らなきゃいけないなんて、
ほんと文字通り 日常生活の妨害です。
しかもパレスチナ人には、嫌がらせのように わざと時間をかけたりするという。
(チェックポイントは イスラエルの管理下。)


妊婦さんをわざを何度もX線に通させて笑ってたイスラエル兵の話 とか、
そんな仕打ちや 嫌がらせ話 掘り出せば尽きぬようで、
聞いてると 自分も反イスラエル感情にならざると得ないようなエピソードだらけだった。






ベツレヘム (2)



普通の道端の商店の店先で売ってた パチンコ。
今もパレスチナ自治区では、頻繁にデモが起こっているそうです。
パレスチナ人は武器をもっていないので、パチンコ等による投石をするらしい。



確かに 第三者としてみれば、パレスチナ側についてしまうのも
当然な流れに思える。
だって 聞いてると、イスラエルをフォローする理由が見つからないくらい
そんなエピソードだらけなのだ。
世界的な 一般世論についても きっとそうだろう。




きっと私も これだけ見てたら、完全にイスラエルを否定派になってただろう。
でも、私は。
もちろんこの現状を YESだなんて言わない。
だけど、今回お世話になった人たちを通じて
素晴らしい、本当に素敵なイスラエル人の人たちに 沢山あった。
彼らを知った今、「イスラエル人にNOと言う」ことも できない。
でも じゃあ、どうしたらいいんだろう。




2012/07/24

ヤド・ヴァシェム。ユダヤ人大量虐殺 @エルサレム

2012年5月23日


第二次世界大戦中の、ナチスドイツによるユダヤ人大量虐殺を知るには
ポーランドのアウシュビッツだと思っていたけれど、
ここも 相当の ボリュームでした。
Oh my god と目をふさぎ、途中で出てゆく人もいた。


ヤド・ヴァシェム。
ホロコースト歴史博物館。



ホロコースト (3)


ホロコースト



思いがけず いい建築だったのに驚きました。
誰の作品だろう。
ミュージアムショップにこの建築に関する本もあったので、
それなりに著名な人の 建築かな。




ホロコースト (2)



でもあの三角の、すぐれた演出の
永遠に終わらないようにも思える 長く重く重い回廊を抜けた後、
目の前に開ける すがすがしい眺めは、
きっと ここを抜けた人にしか 分からない。
この建築の価値は、訪れなければ。





今も犠牲者の名前を集め、ファイリングし続けている部屋
「忘れるな」 の文字。




ふと 底冷えがしないか
「忘れるな」






先にここを訪れた旅行者 数人から
悲しみや恨みの要素が濃くて、絶望的な気分になった 的な 感想を聞いていて、


歴史は 学ばなければならないけど、そこから未来に憎しみを産んではいけない
という気持ちで ここに来た。



でも少なくとも、私はここから
そんなネガなパワーだけを感じるとは 思わなかった。
ここから、未来へ、という心がなければ、こういう建築にはならないはずだ。
知らないけど。
でも少なくとも、ここを作った人には、そういう気持ちがあったはずだと思った。



肝心なのは、これを見たユダヤ人達が何を思い、どうつなげてゆくかだけど。




かなり見ごたえあります。クオリティ高し。
なのに入場料フリー。
そこから、イスラエルの この件についての想いが 推し量らえると思います。
あのユダヤ大量虐殺が、彼らにとって どういう存在であるのか。






2012/07/22

アラビアのスーク、ユダヤのシュック @イスラエル

2012年5月22日


スーク。 市場。
アラビアのスークと ユダヤのシュック、
違うってもいっても 何が違うのさー?と思っていたけど、
行ってみると確かに 雰囲気違うものです。
何が違うのか具体的に言葉では うまくいえないんだけど。



旧市街、ダマスカス門周辺は、典型的なイスラム・アラビアンなスーク。



スーク


スーク (7)



他のアラブ諸国で見るような、ごちゃごちゃーっとして
なんでもありなかんじの、
下町の商店街に近いかんじといったらいいのかな。





そしてユダヤのシュックはどうかなぁと
新市街の方にある マハネー・イフェダー市場に行ってみた。
そしたらこっちは



スーク (3)


スーク (6)



もうちょっとお洒落とゆーか なんとゆーか、
ヨーロッパの「マルシェ」って響きが近いような、そんなかんじ。



スーク (2)



そもそもイスラエルって 世界中に散らばったユダヤ人が集まった
スーパー移民の国なので 食文化もオールマイティで何でもアリだし
アラビアのスークと 売ってるものがそこまで何か違う!ってわけじゃないんだけど
それでも なーんとなく 違うのだな。



スーク (8)



長ーい ベーグルパン。



スーク (5)



ユダヤエリアでは チョコがたっぷりのクロワッサンが
パン屋さんの店先でよく売ってた。美味しいの!
これは アラブスークにはない。
逆にアラブスークでいっぱい売ってる激甘アラブ菓子、ユダヤシュックにはない。
(よく似た別の甘いお菓子はあるけど。)
そんなちょこちょことした 違いを発見して楽しむ。



そいやイスラエル、チョコもの美味しかったー
ホットチョコレート頼んだ時も、あったかいミルクの底に
たっぷりの本物のチョコが沈んでて、
自分でかき混ぜて溶かして飲むスタイルだったので感動。
そいたらモシェさん、「イスラエルではこれ当たり前よー」って。ナイスだー。




スーク (9)



もちろん客層も きっぱり違う。
ユダヤのシュックでは、ユダヤな方々がお買いもの。
正装スーツにシルクハットでお買いものしてるおじーちゃん、かわいい。





2012/07/20

正統派ユダヤ教徒さん。@イスラエル

2012年5月22日


!!!



ユダヤ



ハリーポッターかなんかの 架空世界から 抜け出してきました?


な 方々が、普通に街を闊歩していらっしゃる。
その現実離れした姿に、思わず目をごしごし。


これが、ユダヤ正統派の方々かぁ。。。
どんなに暑かろうと正装スーツをビシッと着こみ、頭にはシルクハット。
(キッパというお皿みたいな帽子を乗っけてることも。)
そして衝撃の、超ロングくるくるもみあげヘアー。



その姿は 異教徒的には すごく現実離れしてて
そして なんでだろう、
国が違っても 宗教が違っても 全然未知の民族だったとしても、
普通 人間同士なら そこに 人のあたたかみを感じるものだ。
でも彼らには そういうのが感じられなくて、
なぜかとても 無表情 無関心に見えて。


何を考えて 何を感じて過ごしてるんだろう。
なんというか、全然知らない惑星の人でも見てるような気分だった。
なんでなんだろう。





どうにも妙に気になるので、
敬虔な正統派ユダヤ人が住む地域だという メア・シェアリームへ行ってみた。



ユダヤ (2)



そしたらまぁまぁ いらっしゃる、
びっしり正装の正統派の方々、いっぱい!
てか、正統派しかいない!



ユダヤ (4)



大人も、子供も、みーんな正統派。
子供もしっかり くるくるもみあげ。
あれはいったいどーなってるんだ? パーマ? コテ巻き?


女性は頭にスカーフを巻き 全体的に黒っぽいファッション。
実はあのスカーフの下、敬虔なユダヤ教徒女性は剃毛していて
その上にカツラ+スカーフor帽子 をつけているらしい! なんとまぁ!(驚)



ユダヤ (6)



心の中で驚きつつ ちょっと歩き回ってみたんだけど
別世界にきてしまったみたいな 異空間。
すれ違う子供に笑いかけても 笑い返してくれる子供もほとんどいない。
向けられるのは、笑顔のないクールな視線…
子供の反応がこんなクールな国、はじめてかも。
自分は ひどく場違いなようで、
なんか 来たのが申し訳ないような気分になってしまった。



P1340234.jpg



彼らはよく道端の、ヘブライ語のポスターに足を止めてじっと見てた。
何が書いてあるんだろ?




いやーしかし、彼らほんと絵になるんだよなー。
あのビジュアル、しぶすぎる。 写真撮りたかったなぁ。 くぅ。
ユダヤ教は偶像崇拝が禁じられているので 写真も嫌がる人が多いのだそうだ。
ただでさえ すでにこのアウェー感なのに、さらに写真もお嫌いだなんて。
とてもじゃないが、写真撮らせてなんてお願いする勇気はなかったよ。







そんな、無表情、淡々と見える彼ら。
はしゃぐこととかあるんだろうかと思ってたら…



たまたまイスラエルの祝日だった日に 旧市街に出かけたら、
イスラエルの旗をもってお祭り騒ぎしている人でいっぱい。


そんでもって正統派の彼らも…


ユダヤ (5)



円陣組んで 超陽気に踊りまくってた!
わぉ!
そんなテンション高くはしゃいだりするんや!



と思ったら今度はステージでは



ユダヤ (3)


わぉ!正統派バンド!?
普通にロックなミュージックやし!
アリなんや そーゆーの!




そうだよな。 単によそ者の私たちには 素顔を見せないだけで、
彼らも普通の人間だよな。


しかし世の中、いろんなタイプの人間がいるもんですね。




2012/07/18

Western Wailing Wall 嘆きの壁。 @エルサレム

2012年5月21日


目の前に現れた瞬間


うわっ これか  と思った。





壁 (3)


嘆きの壁。



壁 (4)


壁 (5)





出かける前 モシェさんが
「お願い事を神に書いて 嘆きの壁にはさむんだよ」と教えてくれて、
欲張りな私は 七夕の短冊かく気分で、ワーイと 4つも書いてった。





だけれども、この壁の。
かなしばりにでもあいそうな ビリビリ感たるや。




近づくこともままならなくて、
こんな自己中な願い事、はねかえされるようだった。
なんて場違いだと。
でも、どの願い事も 今の私には 絶対大事なことだったから、
強い意志で対面して、負けじと ぐっとさしてきた。





壁 (2)



自然だったり 土地そのものだったりに パワーを感じることは時々あれど
ここは完全に 人の想念によるもので、
人の想いは 長年の時を経てこれほどのパワーで蓄積するものかと、
しばし対峙しただけで、どっとエネルギーを 消耗したかんじだった。


まいった。 パンチ強すぎだ。



壁





壁を離れたら 入口にママと赤ちゃんがいて、
壁の前の床を無邪気にハイハイする赤ちゃんを見て ふっと気持ちがゆるんで
初めてやっと息ができた気がした。



この感覚、ちょっと似たものを、どこかでも感じた気がする。
あぁ、ブラジルのサルバドールで感じた肌触りに 似てるのだろうか。
ジャンルは違えど、あれも、人の感情エネルギーの蓄積だった。



2012/07/16

エルサレム、旧市街。@エルサレム


2012年5月21日


旧市街 (3)



オリーブ山から眺めるエルサレム旧市街 一望、絶景。




旧市街の第一印象。「あれ?キレイ」でした。
数千年モノの史跡だし どんなに年季入ってるのかと思ってたら、
意外にも 白い岩肌が 白くきれい。




旧市街



とりあえず、こむずかしいこと置いといて、歩くだけでも楽しい。
どこを歩いても 風情 風格 満点。
迷路のように入り組んだ 古都。




そして この 生きる歴史の中には いまも



旧市街 (2)


旧市街 (4)



シルクハットに正装スーツ、くるくるもみあげの
もはや現実世界のお方とは思えないよな 正統派ユダヤの方々が闊歩し
ユダヤ教徒は ひたすらに 嘆きの壁で祈り



旧市街 (10)

旧市街 (5)



かたやその隣では
旧市街のランドマーク 黄金に輝くイスラムの岩のドームががでーんとそびえたち
スークはいかにも アラビックな喧騒にまみれ、
今日もスピーカーから アザーンの音。




旧市街 (8)


旧市街 (7)



もちろんキリスト系だって 負けちゃいない
ここには 判決を受けてから処刑されるまで
イエスが歩いたといわれる道ヴィア・ドロローサ、
そして十字にかけられ処された場所、聖墳墓教会などがある。
熱心に イエスの歩みをたどり、いつまでも祈り続ける人々。




旧市街 (9)



そんな街を、マシンガンさげたイスラエル兵が闊歩する日常風景。




カオスだ。
ザ・カオス、エルサレム。



それぞれが、それぞれの信じるものを貫いて。





そんなこの場所の空気を吸いながら、
ユダヤ・イスラム、キリスト教。
イスラエルの時事問題、パレスチナ問題。
ちょっとでも理解したくて 学ぼうとした。


が。 糸をたぐろうと引っ張ってみればみるほど 余計ドロ沼。
ひもとくどころか 余計にぐっちゃぐちゃ。
どこに希望を見出していいか 分からない。
世界平和なんて 結局不可能なんだという思いに 改めて包まれる。



が。気持ちがあきらめちゃ 試合終了ですよ。 ねぇ先生。
もし現実が不可能でも、気持ちはそうでなく いたいのに。






2012/07/15

イスラエルという国。

2012年5月19日


「イスラエルは物価が高いよ」と聞いていたけど、着いてみて納得した。



まち (2)


ヨーロッパのような街並み。
完全に先進国。

まち (5)


街を走る 立派なメトロ。
車で走っても、高速道路や そのへんの一般道、どこも申し分なくキレイ。



そうか。
ここを 周辺の中東諸国と同じ感覚で見てはいけない。
むしろ ヨーロッパやアメリカ等の 先進国の飛び地と思った方が正しいのかも。
そうだよな、「イスラエル」は、数十年前にできたばかりの、あたらしい国なのだ。



まち



あちこちに イスラエル旗がはためく。
観光地でも、一般住宅団地でも、目にしない場所はないくらい、いつもどこでも。



まち (6)


青いマック!
なんで?と思ったら、これはコシェルマックだそう。
コシェルとは ユダヤ教の食べ物に関するきまり。
ひづめのある動物は食べてもよいとか、いろいーろあるんだよね。
例えば、肉と乳製品は一緒にとってはいけなくて、
だから イスラエルにサラミの乗ったピザは存在しないんだよ。 ほほぉー。



そんな トリビア的に楽しめるへぇー♪ から、
考えさせられてしまう へぇー… まで、
この国は、どこまでも、どこまでも、幅深い。



滞在中、お友達を通して たくさんのイスラエル人にお世話になった。
たとえばある土曜。
おうちのエレベーターに乗る時、ボタンが作動しない。
そしたら
「金・土はボタンを押さなくて済むよう、自動的に各階に止まるようになってるんだよ」と。


ユダヤ教では金・土曜はシャバット(安息日)。
安息日にはいっさいの仕事をしてはいけなくて、
ボタンを押すことも仕事とみなされるので してはならないのだ。
(敬虔なユダヤ教徒は、唾を飲みこむのも 仕事とみなすそう!)
へぇー。



そして いろんなお家にお邪魔したが、どの家にもシェルターがあった。
お家を案内される時、こっちキッチン、こっち子供部屋 というのと同じように
「ここはシェルター」と、ごく普通のこととして 紹介されるのだ。
イスラエルでの、当たり前。
私にとっての、へぇー。…(驚)。



イスラエル、純粋に楽しめます。
先進国で、お洒落なカフェやレストランいっぱいあって。
海も近くてビーチもあるし、死海でぷかぷかしたり、
旧市街の歴史名所を なぞったり。


あと意外だったのが、この国けっこうお洒落!
イスラエルブランドの服屋さんもたくさんあるんだけど、
ユニクロや無印的な「シンプルで手頃でいいもの」的 感覚なお店が多い。
ただシンプルでいいと思えるものが 意外と見つからない海外において、
イスラエル、かなりレベル高しなんじゃないかしらん。



そして 子供用品のお店や ベビーカーを押す人etcが よく目立つ。
イスラエルは 子供に関してとても寛容というか懐が深いというか、
子育てするには とてもいい国らしいです。


お世話になったモシェさんが、
「子供にやさしく 大人に難しい国だよ」と、シニカルジョークを言っていた。


そう。ただ単純に 楽しむこともできる。
でも、ひとたび何かを考えだすと、どうにもならない。
「イスラエル」は、数十年前にできたばかりの、あたらしい国。
でもこの土地は、何千年もの歴史を持ち、
宗教、政治、利権、戦争、無数のファクターが
どうにもならないほど つまりにつまり もつれ合っている場所なのだ。


まち (3)


そこらへんで当たり前のように目にする、
マシンガンをぶらさげた兵士たち。
パレスチナ。
旧市街の、3つの宗教がまじりあったカオス。


いったいどれだけのことが、この小さな場所に
ぎゅわぁっと 濃縮に、途方もなく、凝縮されているんだろうか。


イスラエルは、すごい。
すごい。
土地の力というよりも、数千年をかけて注がれ続けた
人間の 想念のパワーだ。
こんな場所、世界に他にあるんだろうか。
だけど私は この場所をイスラエルと呼ぶべきなのか、
ここに住む人をイスラエル人と呼ぶべきなのか…
なんだかほんとに 色々 分からなくなってくる。



この国にいる間、なんだかいつも、何かを考えてばかりいた。




2012/07/11

ついに未知の国イスラエルへ~ヨルダン・イスラエル国境越え情報


2012年5月18日


何かとニュースをお騒がせする 世界の火種庫 ってな政治面
世界三大宗教の聖地であるという 宗教面
そして パスポートにスタンプ押されると
他のアラブ諸国に行けなくなっちゃうっていう、実際問題的 旅行者面まで


????って 分からない
そんな未知の国イスラエルへ、ついに行ってきた。



本当は、イスラエルの日記 あんまり書きたくない。
自分の頭で理解しきれてないこと、何書いてって半端なだけだ。


でも、せっかくあんなに毎日何かを思いながら過ごしたのだから…
今書けることだけ 少しだけ、書いておこうかな。





とりあえず、行く前の私がそうだったように
そもそもどーやって行けばいいの?ノースタンプって?とか疑問に思ってる人も
たくさんいると思うので、参考にイスラエルの行き方、残しておきます。






【ヨルダン~イスラエル国境越え情報】
※ダウンダウンのマンスールホテル発の例



国境 (2)



1.アンマンのダウンタウンからヨルダン側国境まで
 タクシーの場合:マンスールホテルから1代約20JD
 公共バスの場合:まずはマンスールホテルからバス停・ムジャンマ・シャーマリーへ。
         (タクシーで2~3JD、セルビスなら0.3JD)
         そこからキングフセインブリッジ行きセルビスで4JD。



 ※宿から4人ほど人を集めて、タクシーシェアしていく人が多いです。
  私は一人で公共手段で行ったけど、どちらもかかる料金はほぼ一緒。
  バス停から国境まではセルビスで行くよう教えてもらったけど、
  私が行ったとき(朝7時頃)はバスが会ったのでバスに乗った。(3JD)



国境 (3)



こんな荒涼とした風景の中を、小一時間ほど走ります。



国境 (4)



2.ヨルダン側出国手続き
 ヨルダン出国税8JDを払う。(↑出国税領収書)
 ※パスポートに出国スタンプはつかない。
 


国境 (6)



3.イスラエル側国境へ移動
 ヨルダン~イスラエル間は緩衝地帯。専用のJETバスで移動。
 バス代4JD、荷物代ひとつ1.3JD。
 ※こんなかんじで出国税etcちょこちょこ使うので、ある程度のヨルダン通貨は残しておこう。



国境 (5)



4.イスラエル側入国手続き
 荷物チェック等をして、入国手続き。
 ノースタンプを希望の場合は、最初にその旨きっちり伝えること!
 窓口で 何日滞在するのか?どこに行くか?滞在先は、目的はetcの質問をされ、
 問題なければ別紙に押した入国スタンプとパスポートを返却され 審査終わり。



※ここが、イスラエル入国で何かと話題になる一番のポイント。
 ノースタンプって言ったのに押されてしまった! とか、
 別室に連れてかれて何時間も高速された! とか いろんな噂が飛び交う。


 私の知る範囲で ノースタンプって頼んだのに押されちゃった人はいないけど、
 それでも稀にあるらしい。それはもう、当たった審査官の運とあきらめるしかない。


 そしてここ、タイミングによってはめちゃくちゃ混む。
 抜けるのに 5~6時間かかったとかいう人も。
 とりあえず、朝は早めに出発した方がベター。
 イスラエル・ヨルダンとも金・土曜が 私たちでいう土日にあたるので
 金曜午後は国境が閉まります。(土曜がどうだったかは忘れた)
 なので金曜の移動もできれば避けた方がいい&前日の木曜も混むらしい。




私の場合は、どんなに大変かと気会い入れて朝の6時に宿を出たら
思いのほかスムーズで、午前中のうちには もうエルサレム市内に着いてしまった。
入国審査官もイイ人で親切で、審査もあっさりだったし。




というわけで国境越え、普通にしてればそんな心配いらないです。ふつー。
ただ、最低限の意識はきちんと持つべし。
ビックリしたニュースでは、入国の荷物チェックの際
「疑わしいものを所持している」といって、PCを銃でぶち抜かれた欧米人がいたとか! ひー!
なんでもその人は ダビデの星(ユダヤのマークですね)の横に
FUCK と書いたステッカーをPCに貼ってたと… そいつもそいつだ。


例えば宗教は何?と聞かれたら、無宗教っていうより
とりあえず仏教って答えといたほうがいい。
なぜなら、彼らの中で 無宗教っていう概念は存在しないから。
無宗教と答えた方が無難かと思いきや、
逆に その方が、信じる神をもたない 危ない奴 と思われかねないのだ。



無宗教が当たり前の我ら日本人にとっては 理解しがたいところもあるけれど、
そーゆう世界も あるのですー。


  
国境



イスラエル側の国境からは エルサレム旧市街のダマスカス門まで
バスが出てるので、それに乗って30分ほどかな。(42NIS、約1000円)
旧市街の安宿は ダマスカス門周辺に集まってるので便利。




イスラエルの国境から市内へ向かうバスからの眺めは
どこまでも乾いた こんな 白い 景色。
これからどんな世界が待っているのかなぁと、ふしぎな気分で見てた。




2012/07/09

ヨルダン編 まとめ


ヨルダン編の全記事リスト。


<旅日記>
 ・はじめての中東圏へ@アンマン
 ・ヨルダンでなんちゃってシリア体験@アンマン
 ・カナヅチも浮かべる夢の場所@死海
 ・世界一の入場料と秘密の花園@ペトラ



<ご当地料理たち>
 ・ご当地料理33☆ひよこまめの国へようこそ



<大好き☆おやつ>
 ・おやつタイム28☆あったかチーズケーキ、クナフェ@ヨルダン



<宿のこと>
 ・ヨルダン・アンマンの宿
 ・ヨルダン・ぺトラの宿






次へ>>

■  ☆最新の状況☆

中国~チベット~ネパール~インド~スリランカ~ヨルダン~イスラエル~エジプト~モロッコ→トルコ→インド→タイ→ラオス→中国→日本! 6/26 半年間ほったらかしでしたが久々に近況かきました。 その間コメント等下さってた方、ごめんなさい!いまさらですが返信しましたのでよければご覧ください。 今は京都にいます。ゼロからふりだし暮らし中。

■  プロフィール

AYUMMY

Author:AYUMMY
 2008年10月からはじまった、気のむくままの世界放浪、女ひとり なんちゃってバックパッカーも 気づけば4年目。
 オーストラリア、アメリカ大陸横断を経て、現在はアジア編。

 ふらふら歩き&かわいいもの探し大好き。
世界は無数のかわいいや わくわくであふれていて、旅中 毎日お散歩日和。

 旅の日常で 見た かんじたこと、私目線でゆるっと綴っています。

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