旅 × 雑貨 × 散歩

世界にあふれる かわいいもの すてきな景色を追っかけて ゆるゆる 地球 ひとり旅。       2012年12月。帰国しました。今は日本にいます。
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2011/08/15

南米で一番ハードだった移動と、もうニ度と一緒に旅したくないイギリス人の話②


2011年2月21日


トゥルボ→カプルガナ→プエルトオバルディア


Big Adventure Day!
5:30頃起きて、6時から売られるカプルガナ行ボートのチケットを買いに行く。
こんだけ早く行けば余裕だろうと思いきや、
まだ日の登りきらない港には すでに人がいっぱい。



ちなみにこの路線、たいした移動でもないのに 50000ペソ(約25ドル)とかなり高い。
ガブはあいかわらず横で
「もっと安くなると思うかい?」だの
(一社独占で こんだけ乗客もいるのに、ならんだろ。
てか値段交渉したいなら 遠まわしに私に投げんと自分でやってこい!)

「これで50000ペソなんていい商売だ。あーByebye、マイ50000ペソ」だの うるさい。




国境越え (8)



8時半出航だと言うので宿に戻ってもうひと眠りし、
8時すぎに港に戻ると さらに人いっぱい、そして巨大ゴミ黒いゴミ袋に包まれたでかい荷物いっぱい!
乗り場でも でかいビニール袋を売ってて、みんな荷物をつめている。
こんなにも「濡れることが当たり前」とみなされてるコトにさっそくちょっとビビる。



国境越え (19)



なかなか出航しないので その辺の人たちとおしゃべり。
カプルガナなんて聞いたこともなかったから、このボートに乗る人なんて
私たちみたいにマイナー路線でパナマに渡る人くらいしかいないだろうと思ってたら、
意外にも「カプルガナへバケーション」っていうコロンビア人や西洋人がたくさん。
日本人の間で知られてないだけで、実はカプルガナってメジャーな観光地なのかしら。


ガブと言えば相変わらず
「待つのは最高にキライだ」「船はいつ出るんだ」
人が 来ない船を待つ間 まわりの人とのおしゃべりで時間つぶして楽しんでるつーのに
横で 絶不機嫌ネガティブオーラ放ちまくって あぁうっとおしー!
つか 船がいつ出るかとか 私にいちいち聞くな!



・・・・・


そして待ちに待った船がやっと来て、荷物積み込み開始。
意外にもきっちり、チケット購入した順番に荷積み&乗船させてくれた。
それでも あんな早くチケット買ったつもりでも我らは20番目くらいで、
残ってる席は 「前方真ん中」か「真ん中へんのはしっこ」という究極の選択。
(船の前部は波による揺れがはげしい。はじっこは容赦なく濡れる。)
濡れたくないのではじっこは避け、前から3列目の真ん中へんの席ゲット。
そして9時半をまわったころ、ついに船は出発!



国境越え (16)


(↑船の先頭に山積みされた、粗大ゴミにしか見えない大量の荷物たち。)




かなり揺れるって噂は耳にしてた このボート。
出だしは風も気持ちよく、確かにゴンゴン揺れて キャー!とか叫びつつも
横であいかわらず憂鬱な顔をする陰気なガブに
「ジェットコースターに乗りにきたとでも思って楽しもうよ!」なんて声をかける余裕もあった。


しかし、外海に出てスピードもUPするにつれ…



ありえない衝撃!
数秒ごとに ボートの底を 巨人が全力でハンマーでぶん殴りつけてるかんじ!

波をごんごん越えながら走るボートは 波を越える度に船頭が宙に浮き、
浮いたかと思うと バシーン! はげしく海に叩きつけられる!



そしてふと前を見ると、
船の先頭に積まれた大量のゴミみんなの荷物が
フライパンで炒るポップコーンかのように 飛び跳ねているではないか!!!

オゥ マイ ゴッド!


いやいやこの荷物たち、どれも20kg以上はあるはずなんですけど!?
この重量の荷物が こんな陽気にとびはねる衝撃力っていったい…!?


前に座ってる人たちが 止まれー!止まれー!と金切り声で叫び、
「荷物がはねてる!海に落ちる!」とボートを止め、
乗組員が荷物を積み直して 再出発。

でもひとたび走り出せばまたバッシンバッシン、荷物びょんびょん!!!
「とーまーれー!!!!!!!」 その繰り返し。



… ねぇ この船、毎日毎日 何本も運行してるんでしょ?
乗り心地とか 荷積み方法とか、もうちょっと対策の仕様あるでしょーに!
これ絶対、今まで何回も荷物海に落ちてるよ、濡れるどころの騒ぎじゃないよ!
バス走行中に積荷が落ちてひろいに行くのとは訳が違うし!
ここ海よ!落ちたらおしまいやんけ!
南米移動では ボリビアのバスが悪名高かったけど、
(バスの上に積まれた荷物が落ちることがあるので要注意!とか)
いやはや このボート そんなの比じゃないぞ!


でもきっとコロンビア人たちは 毎回きゃーと悲鳴をあげ、荷物がおちたらオーマイゴッドと嘆き、
でも アハハと笑って それで忘れちゃうんだろう。
おそるべしラテン気質。



国境越え (17)




あいも変わらず ボートは、数秒毎の 致死的衝撃とともに 疾走し続ける。
叩きつけられる衝撃というのは 首にくるということを、人生初めて知る。
人間って、首がこんなに 弱点だったのか。
終始120%の緊張感で、椅子の背にしっかりしがみついたり 着地の瞬間 尻を浮かせたりして
毎秒襲ってくるダメージに備えないと 本気で死ぬ。
と思ったら、うっかりビーサンが脱げてはき直してた瞬間にすごいのが来て
がっつり首をいわす! うぉぉぉぉぉぉ…
もれるうめき声、もはや言葉も出ない。 もうこれは、エキサイティングとかを超えている。


とにかく生きて着ければいいなんて思ったの、これが初めて。
ライフジャケットの新しい用途も。打ち付ける背もたれから背骨を守るという。



そして1時間くらい立った頃 ボートはスピードを落とし、着いた!?と思ったら
中間地点のサンフランシスコ というところだと。
まだ半分… と絶望的な気持ちになりつつも ちょっと休憩だとひと息ついた瞬間…



ガブ、横で突然 リバ――――ス!
Waaoooo~~~
横で青白いふきげんな顔してると思ったら、船酔いしてたのね!
てかこの衝撃の中で、+α船酔いまでしちゃったら もうこの世の終わりでしょうに…
かわいそうなガブ。
だからいー年こいたインテリは、ケチらず飛行機のればよかったんだってば! もう馬鹿!



・・・・・


そしてボートは走行再開、ふたたび地獄絵図のはじまりだ。
船頭の滞空時間が長いほど次の衝撃がスゴイことを身をもって知った乗客たちからは、
船頭がふわりと浮くたびに あぁー!キャー!と悲痛な叫びが飛び交い 数秒後には
 ドーン!
ギャー!グォー!あぁぁ、うぅぅ… もう必死にしがみついてるよりなす術がない。


ここまでくると、人の反応もおもしろい。
キレ出す人、それでも笑ってる人、ガブみたく超不機嫌な人、アジア人っぽい耐え忍ぶ系のあたし etc。
となりの アメリみたいな超かわいいフレンチの女の子も、
「もっとゆっくり!もっとやさしく運転しろ!!」とブチキレ叫び 目がまじ。笑



そして最後の20分くらいで なにかがぷっつんいっちゃったのか、
ガブはリバースしまくり!笑

海に向かって リバース リバース、リ―バァァースゥー ホームラーン ラーン ラーン … (エコー)
可哀そうなガブよ…
でもこんな地獄絵図のシチュエーションでは、世話を焼いてやることもできない。
もう彼の中で船はトラウマ化したに違いない、なんまんだぶ…



それでもなんとか、なんとかついにボートは2時間半に及ぶ修羅の時間をたえしのぎ
カプルガナに到着!
桟橋に到着したときには 乗客達から自然と拍手が!





国境越え (9)


生きて着けてよかった…
カプルガナはこぢんまりしたビーチリゾートのようで、
乗客たちのほとんどは 荷物を持って カプルガナの街へ向かっていった。
辿り着くまでにこんな鬼な時間を耐えなきゃいけないリゾートってありなの…?
という疑問を抱きつつ、私はこのまま次のプエルトオバルディア(パナマ)に移動するので
コロンビア出国のスタンプをもらいにイミグレへ。




ガブは こんなに疲労困憊した直後にまたプエルトオバルディア行きボートには
さすがに乗りたくなかったらしく、
「どうしてそんなに先を急ぐんだ、カプルガナはよさげな所じゃないか。
 ここでちょっと のんびりしていくべきだ」
と誘ってきたけど、プエルトオバルディア→パナマ行きのフライトは週3便しかなく
そのうちの1便は 明日だ。
チケットを持ってない 空席ねらいなら、できるだけ早くあたった方がいい。



というわけで、ここで数日過ごすことにするというガブとはここでお別れ。
ヤッター! ふぅー、肩の荷が下りたぜよ!





カプルガナの桟橋には、プエルトオバルディア行きのボートが数隻とまってて、
さっそく 客引きに引っ張られて乗船。


国境越え



今度はこんな(↑)ちっさい、頼りない船…
さっきまであんなに揺れまくった海を、こんな小舟で… 泣いていいですか?
おっちゃんたちは、「さっきのボートみたいに衝撃ないし乗り心地いーよ!」とかゆってるけど。


国境越え (3)



走り出すと、確かにさっきのような衝撃はないものの、
今度は とびかかるしぶきが ハンパない!!!
頭から ばっしゃんばっしゃん、目も開けられん。
座席にもじゃんじゃん海水入ってきて、お尻もびっしょり。

1時間弱でようやっとプエルトオバルディアに着いたときには、
もう海に飛び込んだ人に遜色なく、髪もしぼれるくらいに 全身ずぶ濡れ。



国境越え (14)



↑ 命からがら やっと到着した、プエルトオバルディアの桟橋。
ボロすぎて 上陸にも一苦労(笑)。



あぁもう、満身創痍。座ってるだけで こんなにも人は 満身創痍になれるものだったのか。
新しい世界。
でも、生きてここへ 無事辿り着けただけで もういいのです。
桟橋からイミグレへ行き、パナマスタンプゲット。 ついにパナマ入国!


こんなにも死ぬ思いで入国したのは はじめてだわ。
南米最後を飾るにふさわしい、間違いナく南米いちハードな移動でした。
までも、のどもと過ぎて振り返れば、おもしろかったけどねんー


でも、やっと目的のプエルトオバルディアに着いたけど、ここが本来の目的地ではない。
ここから、パナマシティに向かう手段を、ゲットしなくてはならないのです。
さてさて、無事にパナマシティへ行けるのか?



その③に続く→→→




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コメント

爆笑しました!
早く続きが読みたい!
2011/08/17(水) 01:26:29 |URL| #2DdjN05. [編集]
おぢさま☆

そういって読んでくれる方がいると書く気もでるってもんです!(●^o^●)
2011/08/22(月) 04:18:49 |URL|AYUMMY #- [編集]

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中国~チベット~ネパール~インド~スリランカ~ヨルダン~イスラエル~エジプト~モロッコ→トルコ→インド→タイ→ラオス→中国→日本! 6/26 半年間ほったらかしでしたが久々に近況かきました。 その間コメント等下さってた方、ごめんなさい!いまさらですが返信しましたのでよければご覧ください。 今は京都にいます。ゼロからふりだし暮らし中。

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 2008年10月からはじまった、気のむくままの世界放浪、女ひとり なんちゃってバックパッカーも 気づけば4年目。
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 ふらふら歩き&かわいいもの探し大好き。
世界は無数のかわいいや わくわくであふれていて、旅中 毎日お散歩日和。

 旅の日常で 見た かんじたこと、私目線でゆるっと綴っています。

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