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村めぐり5 : ~感じたことは @ブジ・カッチ地方
2012年2月18日
村めぐり、最終日。
この日は ジャッツ族やラバリ族の村々を回る。
ざっくり分けると、
最初にみたハリジャンは、ミラーワークのたっぷり入った服。
アヒールは、とってもカラフル。
ジャッツは、赤のトップスに黒っぽいショールとボトム。
ラバリは全体的に黒づくめで、ゴールドのアクセがきいている。
そんなかんじ。
でもいろんな民族を見てると、どれがどれがよくわかんなくなってくる…
たとえばジャッツでも、こんなふうにちょっとづつ違うし。

(↑)しましまボーダーの赤トップジャッツ。


(↑)赤トップスにたっぷり刺繍のジャッツ。
なんだか 振り返りながら写真を見ていたら、無意識のうちに
おばあちゃんの写真ばかり 選んじゃったな!
やっぱり私の中では、おばあちゃんが、ほんとにすてきで心に残ったのだ。
どこの村でも、おばあちゃんはすてきだった。
(もちろんおじいちゃんもだけど つい女性に注目が…)
しわしわの手と、あったかいまなざし。
上手に刺繍をさして、家事をして。いろんなことを知っている。
なんだか こういう、子供がいて若者がいて、
それを見守る いい顔をしたおじいちゃんおばあちゃんのいる風景。
それが 本来の、正しい 人間の暮らしなんじゃないかって気がした。

ラバリは 写真とか嫌う民族だからねっておっちゃんがアドバイスしてくれたけど、
なんとか頑張って近寄ってるうちに、いくらか交流できてうれしかった。


黒づくめラバリは シックでお洒落。
おおぶりネックレスやピアスをいくつも着けて、それは大きなピアスホール。
3日間まわって、最後の今日がいちばんよかった。
行く村も 地図にものってないようなどんどん素朴にとこになっていって、
より素朴な人たちが 恥ずかしがりながらも 迎えてくれた。


最初がどん底だっただけに、2日目、3日目とどんどんいいかんじになってきて
よかったなぁと思っていたら、最後の村で大爆発!
子供たちにうわーっと取り囲まれて、ずーっとついてきてはもう
やんややんやの大騒ぎ!

20人以上の子供が大名行列のようにずっとついてきて、
やれ写真をとれ!○○? ××? 四方八方からひたすら質問攻め。
わたしゃ聖徳太子じゃないよ!
子供のフルパワーに振り回されて すっかり消耗したけれど。
でもなんだかうれしかった。
最後がこの村で、こういうしめで。
もうインドは近代化しきって、本当の村というのはもはやないのかなぁとか
思ったりしいたけど、ちゃんとあったよ、こういうところ。
楽しみにしていたグジャラート。
手放しで「最高でした万歳!」と言えたらよかったけど、
実際はそうではなくて、なんだか毎日 いろいろ考えさせられてばかりいた。
変わること、守ること、時代の流れ、近代化、文明、文化、お金。
数十年前のインドなら見れたけど 今は失われているもの、いろいろあるだろう。
そして 今はかろうじて見れたけど、数十年後、この人たち この文化たちは…?
それは もちろんインドに限ったことじゃないけれど、
なんだか まさに 縮図のようで。
時代の流れとともに、人も、人の心も 変わってく。
でも ただ 思ったのは、悲しくなった心を だんだんといろんな村で癒されて
最後の村で子供たちに ものすごい勢いで囲まれて すっかり元気をもらったように。
人の心を折るのも人だけど、それを癒すのも また人なのだなぁと。
いつか 長くなったこの旅を 途中で振り返ったときに、
「この旅で私が得たものは、"今回の人生でもう人間を見限ることはないな"と思うようになったこと」
だと思ったことを 思い出した。
今回のグジャラートで感じたことを一言で表すことはできないけど、
それでも ここでふれた民族や文化は、文句なしに素晴らしかったよ。
何がいいのか 正しいのか その答えは分からないから、
私は私の心の中で、この素敵な文化が生き続けてくれることを、ひっそり祈ります。
村めぐり、最終日。
この日は ジャッツ族やラバリ族の村々を回る。
ざっくり分けると、
最初にみたハリジャンは、ミラーワークのたっぷり入った服。
アヒールは、とってもカラフル。
ジャッツは、赤のトップスに黒っぽいショールとボトム。
ラバリは全体的に黒づくめで、ゴールドのアクセがきいている。
そんなかんじ。
でもいろんな民族を見てると、どれがどれがよくわかんなくなってくる…
たとえばジャッツでも、こんなふうにちょっとづつ違うし。

(↑)しましまボーダーの赤トップジャッツ。


(↑)赤トップスにたっぷり刺繍のジャッツ。
なんだか 振り返りながら写真を見ていたら、無意識のうちに
おばあちゃんの写真ばかり 選んじゃったな!
やっぱり私の中では、おばあちゃんが、ほんとにすてきで心に残ったのだ。
どこの村でも、おばあちゃんはすてきだった。
(もちろんおじいちゃんもだけど つい女性に注目が…)
しわしわの手と、あったかいまなざし。
上手に刺繍をさして、家事をして。いろんなことを知っている。
なんだか こういう、子供がいて若者がいて、
それを見守る いい顔をしたおじいちゃんおばあちゃんのいる風景。
それが 本来の、正しい 人間の暮らしなんじゃないかって気がした。

ラバリは 写真とか嫌う民族だからねっておっちゃんがアドバイスしてくれたけど、
なんとか頑張って近寄ってるうちに、いくらか交流できてうれしかった。


黒づくめラバリは シックでお洒落。
おおぶりネックレスやピアスをいくつも着けて、それは大きなピアスホール。
3日間まわって、最後の今日がいちばんよかった。
行く村も 地図にものってないようなどんどん素朴にとこになっていって、
より素朴な人たちが 恥ずかしがりながらも 迎えてくれた。


最初がどん底だっただけに、2日目、3日目とどんどんいいかんじになってきて
よかったなぁと思っていたら、最後の村で大爆発!
子供たちにうわーっと取り囲まれて、ずーっとついてきてはもう
やんややんやの大騒ぎ!

20人以上の子供が大名行列のようにずっとついてきて、
やれ写真をとれ!○○? ××? 四方八方からひたすら質問攻め。
わたしゃ聖徳太子じゃないよ!
子供のフルパワーに振り回されて すっかり消耗したけれど。
でもなんだかうれしかった。
最後がこの村で、こういうしめで。
もうインドは近代化しきって、本当の村というのはもはやないのかなぁとか
思ったりしいたけど、ちゃんとあったよ、こういうところ。
楽しみにしていたグジャラート。
手放しで「最高でした万歳!」と言えたらよかったけど、
実際はそうではなくて、なんだか毎日 いろいろ考えさせられてばかりいた。
変わること、守ること、時代の流れ、近代化、文明、文化、お金。
数十年前のインドなら見れたけど 今は失われているもの、いろいろあるだろう。
そして 今はかろうじて見れたけど、数十年後、この人たち この文化たちは…?
それは もちろんインドに限ったことじゃないけれど、
なんだか まさに 縮図のようで。
時代の流れとともに、人も、人の心も 変わってく。
でも ただ 思ったのは、悲しくなった心を だんだんといろんな村で癒されて
最後の村で子供たちに ものすごい勢いで囲まれて すっかり元気をもらったように。
人の心を折るのも人だけど、それを癒すのも また人なのだなぁと。
いつか 長くなったこの旅を 途中で振り返ったときに、
「この旅で私が得たものは、"今回の人生でもう人間を見限ることはないな"と思うようになったこと」
だと思ったことを 思い出した。
今回のグジャラートで感じたことを一言で表すことはできないけど、
それでも ここでふれた民族や文化は、文句なしに素晴らしかったよ。
何がいいのか 正しいのか その答えは分からないから、
私は私の心の中で、この素敵な文化が生き続けてくれることを、ひっそり祈ります。
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